HPVワクチン接種後の機能性身体症状への対応
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●執筆
鈴木富雄(大阪医科薬科大学病院総合診療科科長)
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本商品は日本医事新報社のWebオリジナルコンテンツです。
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●商品説明
判型:A4判
頁数:20頁
発行日:2022年11月30日
※本商品は「週刊 日本医事新報」5136号の特集を再構成したものです
●内容紹介
▷HPVワクチン接種後に生じる多様な症状は、非接種者にも同様に発症し、統計学的にも有意差がないことが証明されています。このため、ワクチン固有の問題ではなく「機能性身体症状」としてとらえるのが妥当であり、米国精神医学会DSM-5の「身体症状症」として対応することを著者は推奨します。
▷本コンテンツでは著者が実際に診療した症例の治療経過を紹介した上で、身体症状症の定義や特徴、対応の原則を提示しました。さらに、症状と治療方針に関する患者への説明について、具体的に医師の言葉を例示します。
▷「大脳と体の各部を結ぶ神経の一部が過敏になりすぎて、通常は感じなくてもよい感覚が異常に増幅して伝えられている状態です」。これは、症状に関する説明の一部です。治療方針については、「ストレスがあれば除去する」「ある種の薬は役に立つことがある」「個々の症状に意識を集中させすぎない」など、説明の基本となる5項目を概説しました。
▷その上で、医師も患者も症状のみに固執して原因探しに没頭するのではなく、症状も包括しながら日常生活全体の質を改善することに治療の主眼を置くことが大切であると強調します。さらに、最近、WHOが提唱している「予防接種ストレス関連反応(ISRR)」という生物心理社会的モデルも紹介しました。
▷2022年4月からHPVワクチンの積極的勧奨が再開され、キャッチアップ接種も開始されました。機能性身体症状を呈する患者を診たときに頼りになるコンテンツです。
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【目次】
1.具体例をもとに考える,機能性身体症状への対応
2.予防接種ストレス関連反応と解離性神経症状反応
3.必要に応じて協力医療機関と連携を
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