
〈eGFRによる腎機能評価の工夫〉LTEP(Long term eGFR plot)のススメ
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●執筆
中澤 純(市立大津市民病院内科診療部長(腎臓内科部門)兼血液浄化部診療部長/滋賀医科大学腎臓内科客員助教)
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本商品は日本医事新報社のWebオリジナルコンテンツです。
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●商品説明
判型:B5判
頁数:34頁、図37点、表1点
発行日:2025年1月17日
※本商品は「週刊 日本医事新報」5256号のFOCUSを再構成したものです
●内容紹介
▷数年程度の推移をみて評価することが多いeGFRですが、eGFR値の変動幅に埋もれて、その低下に気付くのが遅くなることが問題となっています。それを解決するのがLTEP(Long term eGFR plot)。「得られるすべてのeGFRの長期推移を一括表示したもの」で、長期的なeGFR推移を俯瞰的に観察することにより、経時的なeGFR低下を確実に拾い上げることができます。
▷LTEPを使用すれば、「何年もeGFR≧60mL/min/1.73m2でA判定だけど実は10年後に透析」、「eGFR<60mL/min/1.73m2でC判定が続いているけど実は今後長期に安定」、といった症例でも早期に正しい予後を評価することができます。
▷個々の患者に合わせた介入のタイミングと方法、効果のある薬剤がLTEPでわかります。「患者個人の腎機能推移(personal eGFR slope)」を実臨床に用いることで、目の前の患者さんの腎予後を改善しましょう。
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【目次】
1.腎機能の見方と問題点
2.eGFR変動
3.Long term eGFR plot(LTEP)
4.現状のCKD対策の問題点
5.腎機能低下中に起こっていること
6.LTEP第三世代から得られた知見
7.eGFRcreとeGFRcys
8.経時的腎機能低下を見つけたら?
9.介入効果の確認
10.腎予後不良症例早期発見の重要性
11.入院・ADL低下に伴う「見かけ上のeGFR上昇」
12.展望
13.LTEP導入方法
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