高齢者に多い脳卒中後てんかんの診かた
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●執筆
猪原匡史(国立循環器病研究センター脳神経内科部長)
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本商品は日本医事新報社のWebオリジナルコンテンツです。
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●商品説明
判型:A4判
頁数:19頁
発行日:2023年2月22日
※本商品は「週刊 日本医事新報」5151号の特集を再構成したものです
●内容紹介
▷脳卒中による死亡率が改善する一方で、脳卒中後てんかん患者が増加しており、今や、高齢者のコモンディジーズとも言えます。そこで本コンテンツは、最新の脳卒中後てんかん診療をまとめました。
▷脳卒中後てんかんのリスク評価指標として、4種類のスコア(CAVE、SeLECT、PoSERS、PSEiCARe)の特徴を解説。それぞれの評価スケール項目やリスク見積もりなどを一覧にして提示しました。さらに、著者らが開発した新たな予測スコア「CAVE-Sスコア」「SeLECT-Sスコア」についても紹介し、予測能が上昇するエビデンスを記載しています。
▷診断については、脳卒中後てんかんの症状を障害された部位別に図示するとともに、てんかん性放電を捕捉するための脳波の工夫を紹介。また、脳血流SPECT検査を補助診断として施行する有用性や陽性率が向上する方法、脳血流SPECT検査が適している症例なども説明しました。
▷治療と予防については、スタチンと新世代抗てんかん薬(レベチラセタム、ラモトリギン、ラコサミド、ゾニサミド、ぺランパネル、ガバペンチン、トピラマート)の有効性と安全性のエビデンスを示しています。さらに、「1回の遅発発作でも、脳卒中後てんかんに介入するのか?」「発作が良好にコントロールされている脳卒中後てんかんの患者でも、抗てんかん薬変更を検討すべきか?」という臨床上の疑問についても回答しました。
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【目次】
Introduction
1.脳卒中後てんかんの頻度
2.脳卒中後てんかんの定義
3.脳卒中後てんかんの症状
4.脳卒中後てんかんのリスク評価
5.脳卒中後てんかんの診断、画像所見
6.脳卒中後てんかんの治療・予防
7.脳卒中後てんかんの予後
8.正しい疾患理解が脳卒中生存者のQOL向上につながる
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